ネズミ駆除は何をする?調査から侵入口封鎖まで施工工程5ステップを解説

「夜になると天井裏からカサカサ音がする」
「キッチンでネズミの糞らしきものを見つけた」
「ネズミ駆除を依頼したいけれど、どんな作業をするのか分からない」
このようなお悩みはありませんか?
ネズミが住宅に侵入すると、夜間の物音だけでなく、食品への被害や糞尿による汚染、配線をかじられることによる設備トラブルなどにつながる可能性があります。
そのため、ネズミの気配に気づいたら、早めに状況を確認することが大切です。
しかし、ネズミ駆除は、単にネズミを捕まえたり、薬剤を設置したりすれば終わるものではありません。
重要なのは、ネズミの生息状況を調べ、侵入経路を特定し、建物の状態に合わせて駆除と再侵入防止対策を進めることです。
この記事では、害虫・害獣駆除の専門サービス「害虫プロフェッショナル」が、ネズミ駆除の基本的な施工工程を5つのステップに分けて詳しく解説します。
実際のネズミ駆除現場に密着したYouTube動画もご紹介しますので、駆除を検討している方はぜひ参考にしてください。
1.ネズミ駆除はなぜ必要?放置すると起こり得る被害
ネズミは、住宅の天井裏や壁の内部、床下、キッチンまわりなど、人の目が届きにくい場所で活動することがあります。
姿を見かけなくても、すでに建物内に侵入している可能性があります。
① 夜間の物音による生活への影響
ネズミが天井裏などを移動すると、カサカサ、トタトタといった物音が聞こえることがあります。
特に夜間は周囲が静かになるため、音が気になって眠れなくなる方もいます。
ただし、物音だけでネズミと断定することはできません。ほかの動物や建物の設備が原因の場合もあります。
② 糞尿による衛生上の問題
ネズミが活動する場所には、糞や尿が残ることがあります。
キッチンや食品保管場所に侵入した場合は、食品や調理器具への汚染にも注意が必要です。
糞尿が疑われるものを見つけた際は、素手で触ったり、乾いた状態で掃き集めたりしないようにしましょう。
③ 配線や建材への被害
ネズミには物をかじる習性があります。
食品の包装材だけでなく、木材や断熱材、電気配線などが損傷することもあります。
特に電気配線の被覆が傷つくと、漏電や火災につながるおそれがあるため注意が必要です。
④ 被害が繰り返される可能性
目の前のネズミを駆除しても、建物への侵入口が残っていれば、別のネズミが侵入する可能性があります。
そのため、ネズミ駆除では生息個体への対処とあわせて、侵入原因を調べることが重要です。
2.ネズミ駆除の施工工程①|生息状況の調査

ネズミ駆除の最初の工程は、建物内の生息状況を確認することです。
「ネズミがいるらしい」という情報だけで、すぐに駆除作業を始めるわけではありません。
まずは、どの場所で、どのような活動の痕跡が見られるかを調べます。
調査で確認する主なポイント
天井裏や床下の糞
木材や配線などのかじり跡
壁際や配管まわりの移動痕
食品や収納物への被害
物音が聞こえる場所や時間帯
巣材と思われる紙や断熱材の状態
例えば、天井裏に糞が見つかった場合、その形状や分布、周囲の痕跡などを確認します。
また、建物の構造によっては、ネズミが天井裏から壁の内部へ移動している可能性もあります。
どこにネズミがいるのか、現在も活動している可能性があるのかを把握することが、適切な対策の出発点です。
なお、ネズミの種類や生息数は、痕跡だけで正確に判断できない場合もあります。
現場で得られる情報を総合して、施工方法を検討することが大切です。
3.ネズミ駆除の施工工程②|侵入経路の特定

次に行うのが、ネズミの侵入経路の調査です。
ネズミは、住宅のさまざまな隙間を利用して建物内に入り込むことがあります。
代表的な侵入口
① 外壁のひび割れ・破損部分
外壁の隙間や部材の接合部分が侵入口になる場合があります。
② 配管まわりの隙間
給排水管やエアコン配管が壁を貫通する部分に隙間があると、ネズミが通る可能性があります。
③ 換気口・通気口
カバーの破損や防鼠網の脱落などにより、侵入経路となる場合があります。
④ 屋根・軒下
クマネズミなどは高い場所へ登る能力があり、屋根や軒下の隙間から侵入することがあります。
⑤ 床下・基礎まわり
床下換気口や基礎付近の開口部も確認が必要です。
侵入口は一つとは限らない
ネズミの侵入口を一つ発見しても、それだけで調査を終えるのは適切ではありません。
建物によっては、複数の場所から出入りしている可能性があります。
また、ネズミが建物内を移動している場合、物音が聞こえる場所と侵入口が一致しないこともあります。
そのため、建物の外側と内側の両方から状況を確認することが重要です。
4.ネズミ駆除の施工工程③|状況に合わせた駆除・追い出し

生息状況と侵入経路を確認したら、建物の状態に合わせて駆除方法を検討します。
ネズミ駆除には、捕獲器の設置など、複数の対処方法があります。
ただし、どの方法が適切かは、ネズミの種類や活動場所、建物の構造、人やペットの生活環境などによって異なります。
捕獲器を使用する場合
ネズミの移動経路や活動場所を踏まえて、捕獲器の設置場所を検討します。
設置後は状況を確認し、必要に応じて配置や方法を見直します。
薬剤を使用する場合
薬剤を使用する場合は、製品の用途・使用方法・安全上の注意事項に従う必要があります。
特に小さなお子様やペットがいる住宅では、誤食や接触を防ぐための配慮が重要です。
また、建物内部の見えない場所でネズミが死んでしまうと、悪臭などの問題につながる場合があります。
駆除方法は現場ごとに異なる
すべての住宅で同じ方法を採用するわけではありません。
建物の状態や被害状況を確認したうえで、安全性と施工上の条件を考慮し、適切な方法を選ぶことが重要です。
5.ネズミ駆除の施工工程④|侵入口の封鎖

ネズミ駆除で特に重要なのが、侵入口の封鎖です。
建物内のネズミに対処しても、侵入口が残っていれば、再び侵入される可能性があります。
そのため、調査で確認した侵入口に対して、適切な補修を検討します。
侵入口封鎖で使用するもの
建物の構造や開口部の状態に応じて、次のような資材が使用されます。
防鼠金網
金属製の補修材
建物の用途に適した充填材
換気機能を維持できる防鼠部材
ただし、すべての隙間を無条件に塞げばよいわけではありません。
換気口などは、本来の通気機能を維持する必要があります。
また、設備の点検や排水に必要な開口部を誤って塞がないよう注意が必要です。
ネズミが残ったまま塞ぐのは危険
侵入口を見つけたとき、すぐに塞ぎたくなるかもしれません。
しかし、建物内にネズミが残っている場合、侵入口を封鎖することで閉じ込めてしまうおそれがあります。
その結果、別の場所をかじって移動したり、建物内部で死んで悪臭が発生したりする可能性があります。
侵入口封鎖は、ネズミの生息状況を確認し、駆除・追い出しなどの工程と適切に組み合わせて行うことが大切です。
6.ネズミ駆除の施工工程⑤|施工後の確認と再発防止対策

ネズミの駆除や侵入口封鎖が終わったら、施工後の状況を確認します。
施工直後に物音が聞こえなくなったとしても、それだけでネズミがいなくなったと断定することはできません。
施工後に確認するポイント
① 新しい糞が落ちていないか
以前の糞と区別しながら、新たな活動の痕跡がないか確認します。
② 天井裏などの物音が続いていないか
時間帯や場所も含めて、施工前との変化を確認します。
③ 新たなかじり跡がないか
木材や配線、収納物などに新しい損傷が見られないか確認します。
④ 封鎖箇所に異常がないか
補修した部分が破損していないか、別の侵入口が生じていないかを確認します。
再発防止には生活環境の見直しも重要
侵入口への対策に加えて、ネズミが利用しやすい環境を減らすことも大切です。
例えば、食品を密閉容器で保管する、食べ残しや生ごみを放置しない、建物の周囲に不要な荷物をため込まないといった対策が考えられます。
ただし、これらは侵入口対策の代わりになるものではありません。
建物の補修と日常的な環境管理を組み合わせることが、再侵入のリスクを減らすうえで重要です。
7.【動画で解説】ネズミ駆除の実際の現場に密着!

「ネズミ駆除の流れは分かったけれど、実際の作業を見てみたい」
そんな方に向けて、害虫プロフェッショナルのネズミ駆除現場に密着したYouTube動画をご紹介します。
今回の動画では、実際の作業を進めながら、ネズミ被害の注意点や駆除内容、施工工程について詳しく解説しています。
文章だけではイメージしにくい現場の様子を確認したい方は、ぜひご覧ください。
🎥 ネズミ駆除の現場密着動画
【ネズミ駆除の現場に密着】プロは実際に何をしている?駆除作業の裏側を大公開!
8.ネズミ駆除についてよくある質問
Q1.ネズミ駆除は自分でもできますか?
市販の捕獲器などを利用して対処できる場合もあります。
ただし、ネズミが天井裏や壁の内部に入り込んでいる場合や、侵入経路が分からない場合は、個人での対応が難しくなることがあります。
安全性や再侵入防止を考慮し、状況に応じて専門業者への相談を検討しましょう。
Q2.ネズミ駆除は何日くらいかかりますか?
建物の広さや構造、ネズミの活動状況、施工内容によって異なります。
調査から駆除、侵入口封鎖、施工後の確認まで複数回の対応が必要になる場合もあります。
具体的な期間は、現地の状況を確認したうえで判断することが重要です。
Q3.ネズミが1匹いなくなれば安心ですか?
必ずしもそうとは限りません。
別のネズミが建物内にいる可能性や、侵入口が残っている可能性があります。
そのため、駆除後も活動の痕跡や侵入口の状態を確認することが大切です。
Q4.侵入口を塞げばネズミは完全に来なくなりますか?
適切な封鎖は再侵入防止に役立ちますが、建物の劣化や新たな破損などによって別の侵入口が生じる可能性もあります。
定期的な点検や建物の維持管理も重要です。
Q5.ネズミの糞を見つけたらどうすればよいですか?
素手で触れず、乾いた状態で掃き集めたり、掃除機で吸い込んだりしないようにしてください。
汚染範囲が広い場合や、天井裏など安全に作業できない場所では、無理をせず専門業者への相談を検討しましょう。
9.ネズミ駆除・侵入口対策は害虫プロフェッショナルへ

ネズミの被害は、目に見える場所だけで発生しているとは限りません。
天井裏や壁の内部、床下などに活動の痕跡が残っている場合もあります。
また、ネズミが建物に侵入した原因を確認しないまま駆除だけを行うと、再び被害が発生する可能性があります。
害虫プロフェッショナルでは、ネズミの生息状況や建物の状態を確認し、駆除・侵入口対策・再発防止を見据えた施工をご提案しています。
「天井裏から物音がする」
「ネズミの糞らしきものを見つけた」
「駆除しても繰り返しネズミが出る」
「侵入口がどこにあるのか分からない」
このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
まとめ|ネズミ駆除は調査から再発防止までが重要
ネズミ駆除の基本的な施工工程は、次の5つです。
STEP1|生息状況の調査
STEP2|侵入経路の特定
STEP3|駆除・追い出し
STEP4|侵入口の封鎖
STEP5|施工後の確認
ネズミを捕獲することだけが、駆除の目的ではありません。
建物内の生息状況を把握し、侵入原因を確認したうえで、適切な施工を進めることが大切です。
ネズミの気配に気づいたら、被害が広がる前に建物の状態を確認しましょう。
実際の駆除作業については、今回ご紹介したYouTube動画もぜひ参考にしてください。





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